今回は、タイトルにもあるとおり、中米最南端の国「パナマ」の旅行記をお届けします。
カナダ・モントリオールから直行便でパナマシティまで行きました。
滞在都市:パナマシティ・パナマ
滞在期間:3泊4日
滞在月日:2021年12月 – 2022年1月
出発:カナダ・モントリオール → パナマ
パナマの航空会社コパ航空の直行便を利用して、パナマシティまで行きました。
- 区 間:モントリオール – パナマ(YUL – PTY)
- 座 席:エコノミークラス / Economy
- 会員資格:スターアライアンスゴールド
- 搭乗機材:ボーイング737-800
- 所要時間:6時間10分
- 搭乗年月:2021年12月
フライトの詳しい情報は、別の記事にしていますので、そちらからご覧ください。
到着:パナマシティ
パナマシティのトクメン国際空港に到着です。
空港から南国特有の雰囲気が漂っていました。
移動:空港から市内へ
空港から市内への移動は、タクシーがバスの選択肢がありましたが、
とりあえずバスを使ってみることにしました。
バスを利用するにはメトロカードが必要とのことで、まずは空港でメトロカードを購入します。
メトロカード
メトロカードを購入する場所は、目印もなく、ネット情報も分かりにくいのですが、
到着ロビー階のSIMカードを売っているキオスクのようなお店で購入することができます。
のぼりエスカレーターと階段の目の前にあります。
メトロカードは、$5で購入できました。
カードは確か$2チャージされた状態だったので、
空港から市内までは追加チャージなしで行くことができます。
バス停:空港→市内
バス停は、空港から外に出て右手に進んでいったところにあります。
案内表示に青色のバスのマークがあるので、それを目印に進みます。
この緑色のフェンスがある通路を突き進みます。
先ほどの通路を通り抜け、駐車場らしき場所を通り抜け、
さらにずっと進むと、バス停にたどり着きます。(意外と歩きます)
赤枠で囲われた白色のバスにオレンジ色の塗装のあるバスが、空港ー市内を走るバスになります。
ちなみにどのバスに乗って良いかは全く自信がなかったので、
乗車前に運転手さんに市内まで行くのかちゃんと確認してから乗りました。
実際に乗ったバスではないのですが、
バスを待っていたら、大音量の音楽を鳴らしたとても奇抜なバスを見かけました。
今回は、パナマシティの中心部海沿いにあるホテル「ヒルトン・パナマ」に宿泊です。
このホテルについても、別記事にて紹介していますので、お読みいただけると嬉しいです。
お部屋は、広々としたジュニアスイートで、とても快適に過ごすことができました。
パナマで年越し
今回は、パナマでの年越しを経験しました。
とても地味な年越しとなりましたが、少しだけご紹介します。
大晦日ですが、まず夜ご飯からつまづきました。
本当は、少し早めに出かける予定だったのですが、
ホテルでゴロゴロしたりしていて、出かけるのが遅くなったのですが、
周辺のお店が全て閉まっていました。。。
そこで歩き回った結果見つけたのは、こちらのお店です。
POPEYESというファストフードチェーン店です。
他に空いているお店が見当たらなかったので、とりあえずここで夕食を食べることにしました。
チキンバーガーとフライドチキンのセットを注文しました。
お店のロゴに鶏が描かれているように、チキンのお店でした。
パナマなのでお支払いはUSドルですが、英語は通じずスペイン語オンリーでした。
夜ご飯を食べたあとは、パナマの夜景を見に公園に行きました。
お店とかは閉まっていた大晦日の夜ですが、
都会のパナマシティは、ライトの光でとても明るく感じました。
さて、大晦日ですが、日本人として忘れてはいけないのは、
「年越し蕎麦」
流石にパナマで年越し蕎麦が食べられるお店はないだろうと思っていたので、
(年越し蕎麦どころか、ファストフード以外に何も食べられませんでしたが、、)
これを持ってきました。
日清どん兵衛天ぷらそば!
これが今回の年越しそばになりましたが、とても美味しくいただきました。
さすがジャパンクオリティー!
年越しの瞬間は、ホテルのお部屋にいましたが、
特に派手なカウントダウンはせず、テレビのカウントダウンに合わせて、
少しお祝いして、すぐ寝ました。
観光:パナマ運河
新年の朝は、快晴でスタートです。
そして2022年最初の観光は、世界的に有名な、あの
「パナマ運河」
を見学しに行くことにしました。
パナマ運河の見学については、別記事で詳細に書いていますので、
そちらをご覧いただけると嬉しいです。
ちょうど船の通過も見ることができて、大満足でした!
ここは、パナマに来たら行くことをおすすめします!
観光:オールドタウン・パナマ旧市街
パナマ運河を見学したあとは、旧市街に行ってきました。
パナマ運河から、旧市街にあるカテドラルまで、Uberで行きました。
所要時間は、約20分、
運賃は、約5ドルでした。
目的地に到着して車を降りると、
とても綺麗なカテドラルが目の前にあって、見惚れてしまいました。
旧市街は、本当に素敵な街並みで、歩いているだけでワクワクしました。
建物のペイントもカラフルでとても可愛らしい街並みです。
旧市街を海側に進むと、散歩道のような場所がありました。
人は少ない気もしましたが、とても南国らしい景色でした。
旧市街から見る、現在のパナマシティです。
金融街もあったりして、ビルが建ち並び発展している都市です。
パナマのファストフード:Pio Pio
パナマ版KFC的なお店(だと個人的に思っていますが)、
「PIO PIO」です。
PIO PIOのメニューです。
フライドチキンだけでなく、チキンバーガーなどもありました。
そして、今回選んだのは、、、
#6のフライドチキンとライス&スープのセット(コンボ)を選びました。
もし、パナマのファストフードに興味があれば、チャレンジしてみてください。
観光:パナマの世界遺産 – Panama Viejo –
パナマシティは、とても近代的な都市なのですが、
パナマには、ユネスコの世界遺産に登録されている旧パナマシティ、
Panama Viejo / パナマビエホ があります。
滞在先のヒルトン・パナマからは、Uberで約15分、費用は約$7でした。
パナマビエホの入口にあるチケットカウンターです。
ここでチケットを購入しないと世界遺産の敷地に入ることができませんので、
先に進む前に、こちらでまずチケットを購入する必要があります。
チケットは、大人1人$5でした。
敷地内は、移動用のカートが走っているのですが、
歩いていくと、途中にある建物なども見学できるので、
タイミングが合わなければ、次の出発時間を待たずに歩いていくのもアリです。
敷地内には、小さなミュージアムがあって、
パナマの歴史についての資料や、昔のパナマシティの再現図などが展示されていました。
こちらが、パナマビエホの象徴的建物、
大聖堂と鐘楼跡
です。
鐘楼跡に入る道です。
当時のままの姿なので、歴史を感じる光景です。
鐘楼を登る階段です。
本来の階段もあるのですが、さすがに当時の階段は使えませんので、
近代的で安全な階段が設置されていました。
エレベーターはありませんので、この階段が上に行く唯一の方法です。
鐘楼の上から見た海の景色です。
パナマから見る太平洋です。
とても綺麗な景色でした。
周りには視界を遮るものがないので、
全ての方角の景色を楽しむことができます。
本当に素晴らしい眺めなので、パナマビエホに来る機会がありましたら、
ぜひこの鐘楼に登ってみることをおすすめします!
ちなみに見学した帰りは、入口までカートで送ってもらいました。
※写真奥に見える、トラムのような乗り物です
もちろん無料なので、歩きたくない場合は、ぜひ利用してみてください。
先ほどの大聖堂と鐘楼跡の敷地の前あたりに乗り場があるので、
そこで待っていれば、いずれやってきます。
買い物:Multiplaza ショッピングモール
世界遺産のパナマビエホを見学したあとは、ショッピングモールに行ってみました。
Multiplaza Panama:
パナマビエホからは、公共のバスで行きました。
空港で購入したメトロカードにまだ残っていたので、それを使用して乗車しました。
今回は、メトロカードに残額があって、この時以外にバスに乗る機会がなさそうだったので、
ローカルバスで移動してみましたが、
パナマビエホから乗車するバス停、降車するバス停からMultiplazaまで少し歩きますので、
個人的には、Uberでの移動をおすすめします。
バスから降りてショッピンモールに歩いている途中に、
オミクロンという名前がついた会社がありました。
この時は、ちょうどオミクロン株が流行り出していた頃だったので、
少し敏感に反応してしまいました。
ショッピングモールの入り口です。
ショッピングモール内部です。
とてもモダンで綺麗なモールです。
思ったより広いので迷う可能性があります。。
観光!?:パナマサイン(ミニ)
Multiplazaショッピングモール内には、あのPANAMAサインのミニバージョンがあります。
UNIDOというカフェの前に設置されていました。
本物を見る前に、ミニチュアバージョンに出会いました!
パナマコーヒー:カフェ UNIDO
先ほどのミニPANAMAサインのある目の前にあるカフェです。
UNIDOという名前のカフェで、本場パナマコーヒーを提供するカフェです。
せっかくの機会なので、カフェに入って、実際にパナマコーヒーをいただきました。
コクのあるとても美味しいコーヒーでした。
スーパー:Riba Smith
ショッピングモールをあとにする前に、
Riba Smith
というモール内のスーパーに立ち寄りました。
ここに立ち寄ったのは、お土産を買うためです。
空港などにもお土産さんもありますが、やはり地元スーパーのほうがお値打ちです。
ここでのお目当ては、パナマコーヒーです。
パナマには、「ゲイシャ」と呼ばれる高級品種があります。
パナマ・ゲイシャは、年々価値が高騰しており、
カフェで飲むと一杯1,000円はする本当に価値の高い高級コーヒーです。
ゲイシャ(ウィキペディア):
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲイシャ_(コーヒー)
レストラン:MANOLO
今回は、パナマのチュロス屋さん「MANOLO」をご紹介します。
Churreria、チュレリアとついているので、本来はチュロスのお店です。
ただ、チュロスだけでなく、パナマ料理の食事メニューも用意されています。
お肉のサイドにあるのは、パナマでよく食べられているバナナです。
他にもスープやバーガーなどの一般的な軽食メニューもありました。
手軽にパナマ料理も楽しめるオススメのカフェ&レストランです。
海沿いをウォーキング
ヒルトン・パナマから道路1本挟んだ向こう側は、太平洋です。
ホテル前から歩道橋を通って海側に渡ります。
晴れていると、とても綺麗な光景が広がっています。
海と青空、本当に素晴らしいです。
とても綺麗な散歩道で、旧市街のほうまでずっと続いています。
歩いている途中から天気が悪くなり、雨も降りましたが、
ふと空を見上げると、そこには、
ハート型に切り抜かれた雲が!
ただの空模様ですが、少しだけ幸せな気持ちになりました。
観光:PANAMAサイン
ホテルから旧市街方面にずっと進むと、途中にパナマサインがあります。
今回は、とりあえずそこを目指して歩きました。
ホテルからは、徒歩で約25分です。
綺麗な景色を見ながら海沿いを歩くので、25分でも全く遠く感じないです。
そして、これはパナマサインです。
後ろには太平洋、角度によっては、パナマシティの街並みも見れて、とても素敵です。
天気があまり良くなかったのが少し残念でしたが、
無事にパナマサインまで来ることができてよかったです。
ほとんど人がいなかったので、写真取り放題でした!
パナマサインから少し進んだところには、
2022年デザインのフォトスポットもありました。
海とパナマシティも背景に入るので、フォトスポットとしては優秀です。
観光:フィッシュマーケット
パナマサインの先、さらに旧市街のほうまで進むと、
パナマのフィッシュマーケットがあります。
Mercado de Mariscos というフィッシュマーケットです。
パナマシティと旧市街のちょうど境あたりに位置しています。
近代的なパナマシティとは違って、市場なのでローカルな雰囲気です。
フィッシュマーケットの中には、お店がずらーっと並んでいます。
ここでシーフード料理を楽しむことができます。
どのお店も積極的な客引きがあるので、
それをスルーしてお店を見て回るのは意外と面倒です。
コロナ禍でマスクしていたので、スルーしやすかったですが、
人によっては、ソーシャルディスタンスなんてお構いなしで、とても積極的でした。
ちなみに、この時は、入国制限などの影響なのか、
アジア人は、他に誰もいませんでした。
どのお店でシーフードにチャレンジしようか迷いましたが、
結局、一番奥にある、写真のお店にしました。
角だったので、客引きも少なく静かでした。
まずは、中南米お決まりのセビーチェです。
えびとオニオンを混ぜた少し酸っぱめのアパタイザーです。
パナマは南国、とても暑いので、こういった酸味のある料理はとても美味しく感じます。
こちらもお決まりのシーバスです。
シーバス / Sea Bass、日本ではスズキのような魚です。
※スズキは、英語でJapanese Sea Bass
調理方法は、フライかグリルかで選べますが、今回はフライでお願いしました。
お味は、本当に美味しいです!身が柔らかくほわっほわでした。
フィッシュマーケットまで来る機会があれば、ぜひ本場のシーフードをご堪能ください。
日本とパナマの関係
実は、このMercado de Mariscosは、日本とも関係のある施設なんです。
建物の外には、PANAMA – JAPONとの表示があります。
このマーケットは、日本が支援をして設立されたそうです。
こんなところで、日本と繋がっているとは、日本人としては嬉しいですね。
まとめ
パナマ旅行は、なかなか日本から渡航する機会が少ないかもしれませんが、
パナマシティは、とても近代的な都市で、海もあって、世界遺産もあって、
観光するにも、ゆっくりするのにも、とても快適な場所です。
パナマはUberが使えるので、街中の移動も、空港と市内間の移動もとても楽です。
パナマに到着した時は、市内までバスで移動してみましたが、
帰りは、ホテルからUberで空港まで直行しました。
帰りは、到着した空港と同じ、パナマ・トクメン空港からの出国でした。
とても楽しい滞在で、また来たいなと思うくらい快適な滞在でした。
ぜひアフターコロナの旅行先の一つとして検討してみてください。
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空港ラウンジ:
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