今回は、海外旅行に行く前に知っておくと良いと思う基本的な情報をいくつかご紹介いたします。
特に、旅にはトラブルは付き物とも言われますので、トラブル対応なども少しご紹介いたします。
ちなみにトラブルと言っても、大体の場合、何とかなります!
とは言え、トラブル好きな方やネタになるYouTuberなどは別として、
トラブルは起きないほうが良いですし、起きても対応方法を知っていれば大丈夫です!
パッキング編
フライト手配、ビザ取得、滞在先予約など、海外旅行に行く前は、色々と準備が必要なのですが、
その中でも、直前まで悩ましいのが、「パッキング」です。
何を持っていくべきか、入れ忘れがないか、結構直前までスーツケースの開け閉めしている人もいると思います。
今回は、JAYU LIFEの持ち物チェックリスト(簡易版)をご紹介します。
※荷物多めの自称「マキシマリスト」なので、荷物の少ない「ミニマリスト」の方が羨ましいです。。
手荷物
機内に持ち込む手荷物は、容量制限があったりするので、規定を確認して準備しましょう。
- パスポート
- ビザ(必要な場合)
- 現金:
100万円相当額を持っていく場合は、渡航先と日本での税関申告が必要になるのでご注意!
※非常用などで一部日本で現地通貨に両替して持っていくと便利です
- クレジットカード:
複数枚(メインとサブ)あると緊急時に安心です。
※キャッシング対応だと両替の手間も省けて楽です。(限度額は事前に要確認)
※Apple Payなどの電子決済対応であれば、出発前に設定しておきましょう!
※設定方法:Apple Pay を設定する
- 海外旅行保険:
短期の場合、クレジットカード自動付帯などがありますが、
長期の場合は、別途加入する必要がある場合がありますので、確認が必要です。
- スマートフォン:
言わずもがな、ですね。生活必需品です(笑)
※SIMフリーだと海外の現地SIMも使えて便利です
※高額な請求が来ないよう、プラン内容やスマホの設定も確認しておくと良いです
- タブレット・パソコン:
忘れがちなのが充電器なのでご注意を。
- ボールペン:
地味に便利です。機内で入国カードや税関申告書などを記入する時に役立ちます。
※忘れた場合など、必要な時は、CAさんにお願いすれば貸してくれます
- 歯磨きセット:
機内食後の歯磨きなどに必要です。
※ビジネスクラスやファーストクラスであれば、支給されることが多いです
※歯磨き粉は、100g以内の物しか持ち込めないので注意です。(大きいと没収されます)
- 携帯用アルコール消毒液:
エコノミーは食事の時におしぼりがないことが多いので、あると便利です。
※これも液体・ジェルどちらも100ml以内の物しか持ち込めないのでご注意を
- マスク:
今のご時世はマスク着用が必須になっていますので、予備マスクを持っていると、
何かあった場合や途中で交換した場合に便利です
- TSA南京錠:
3桁や4桁のダイヤル式ロックです。機内用キャリーやバックパックなどに使えます。
※渡航先にもよりますが、ホテルなどの宿泊先でも盗難にあうケースもあるので、
外出時は全ての荷物にロックをかけています
- 化粧品類:
主に女性用アイテムです。但し、容量には注意しましょう!
※液体・ジェル状のものは、100ml以内の物しか持ち込めません
※メイク落としは、メイク落としシートであれば嵩張らず容量制限もないので便利です - 生理用品:
女性用アイテムです。短期の場合は不要かもしれませんが、非常用にあると便利です。
※ナプキン派であれば、日本製のものを使うことをおすすめします
※欧米では、タンポンが主流の国も多いので、タンポン派であれば、現地調達は難しくありません
- 髭剃り:
男性用アイテムです。
T字剃刀でも良いのですが、乾電池で動く旅行用のコンパクトタイプが充電いらずでおすすめです。
- スリッパ&就寝用ソックス:
両方とも100均で売っている洗えるスリッパとふわふわルームソックスがおすすめです。
※旅行用のペラペラスリッパはあまりおすすめしません
※ふわふわソックスがおすすめなのは、締め付けがないのと、機内で足が冷えにくいからです
※ビジネスクラスやファーストクラスの場合は、機内で支給されることが多いです
ソックス→ダイソーふわふわルームソックス
スリッパ→ダイソー湯上がりスリッパ、ダイソー洗えるスリッパ
- 薬&のど飴:
機内は、結構乾燥します。のどの乾燥対策でのど飴や蜂蜜スティックを持っていくことが多いです。
風邪薬も非常用にあると良いのですが、葛根湯を1-2袋持っていることが多い気がします。
その他普段飲んでいるサプリや薬があれば、1−2日分くらいは手荷物であると安心です。
- 眼鏡・コンタクト:
普段眼鏡やコンタクトをしている人であれば、当たり前に必要ですね。
※コンタクト保存液などの液体物は、100mlまでの容量制限があるのでご注意を!
- 少し大きめのジップロック袋:
液体物は、まとめて透明の袋に入れておくと便利です。
※空港の手荷物検査で袋に入れるように言われたり、有料で購入しないといけない場合もあります
※大きめで用意したほうが、小さいより用途も広がり便利です(大は小をかねる的なやつです)
- ハンカチ:
必須ではないですが、空港のトイレなどで、紙が切れていたり、ハンドドライヤーが故障していることも意外と多いので、一つ持っていると便利です。
- 下着(予備):
荷物が遅れたりした場合の予備です。予備がなくても補償で購入できたりするので大丈夫ですが、
ただ何となく翌日分は機内持ち込みに入れていると安心です。
- コンセント変換アダプタ:
日本はAタイプなので、同じAタイプの北米などは大丈夫ですが、
ヨーロッパはCタイプ・SEタイプが多いので、変換アダプタは充電器用にあると便利です。
※海外対応マルチタップや海外対応延長コードやがあると変換アダプタ1つですむので便利です
- ウルトラライトダウン:
UNIQLOのウルトラライトダウンを愛用しています。
コンパクトで、機内が寒いときにさっと着ることができるので1着持っていると便利です。
人や渡航先によっては、他にも必要な手荷物があるかもしれませんが、
上のリストがJAYU LIFEのスタンダードスタイルです。
あとは、パスポートやボールペンなど出入国時に必要なものをまとめておく、ケースも使っています。
ダイソーの透明なビニールケースを使っていますが、理由は「中身が見える&濡れない」からです。
・ビニールケース→Wファスナービニールネットケース A5
預け荷物(スーツケース)
預け荷物の大半は、衣類になると思いますが、一応どんなものがあるか記しておきます。
搭乗予定の航空会社や座席クラスによって、無料で預けられる重さが異なりますので、
ご利用のフライトの荷物規定については、航空会社HPなどで確認しておきましょう。
- 衣類一式:
渡航先の気候や出発・帰国時の日本の気候にあわせて準備が必要です。
特に寒い地域に渡航する場合や冬に旅行する場合は、防寒具は忘れずに準備しましょう。
- 防寒具:
寒い地域に渡航される場合は、マフラーや手袋などがあると良いでしょう。
- 運動着:
ジム付きのホテルなどで活用できます。
その他、朝のジョギングなど、旅行中にも運動する可能性のある方は、忘れず準備しましょう。
- ルームウェア・パジャマ:
寒い時に羽織ったりできる上着があると便利です。
※寒い地域はもちろん、暑い地域でもエアコンで冷えることもあります
- 下着:
機内持ち込み分も含めて、旅行日数分+1、2日分あると万が一の時に安心です。
UNIQLOのエアリズムやヒートテックもあると便利です
- 靴下:
こちらも機内持ち込み分含めて、旅行日数分+1、2日分あると万が一の時に安心です。
- 靴:
運動靴を入れておくと、運動の時や街歩きの時に役立ちます。
- お出かけ用バッグ:
必要ない方もいると思いますが、貴重品とスマホなど必要最低限の物だけで外出できるような小さめのバッグなどがあると便利です。
※機内持ち込み手荷物として持っていくのもありです
- 洗濯ネット:
もちろん海外で洗濯する場合にも役立ちますが、
旅行の場合は、汚れた衣類や下着をネットにまとめていれておけば、
帰国してから洗濯ネットごと洗濯機に放り込むだけなので、とても便利です。
・洗濯ネット→ランドリーネット
- 薬類:
海外の薬は強かったりするので、飲み慣れた日本のかぜ薬や頭痛薬が持っていくのをおすすめします。
普段飲んでいるサプリメントもあれば、日本から持っていくのが良いです。
※粉末タイプのポカリスエットも、体調不良などの万が一の時に役立ちます
- コンタクトレンズ:
コンタクトレンズを使っている人は、日本から持っていきましょう。
長期滞在の場合でも、半年分など、なるべく多く持っていくことをおすすめします。
※機内持ち込み許容量を超える、保存液・洗浄液も忘れずに入れましょう
- 傘:
折り畳み傘がコンパクトで便利です。
手荷物に入れても良いですが、ソフトタイプのスーツケースの場合は、
中ではなく、前面ポケットに入れておくと、いざという時、すぐに取り出せて便利です。
- ルームシューズ:
ホテルの場合はスリッパがありますが、ペラペラだったりするので、気になる人は、
自分のルームシューズを持っていくと良いでしょう。
※機内用のスリッパや、クロックスのようなサンダルタイプもありです
- お水:
荷物重量に余裕がある場合は、ペットボトルのお水を入れると、
水道水が飲めない・飲みたくない国に滞在する場合や、
到着便が遅くて買い出しに行けない場合などに便利です。
- 化粧品類:
主に女性用アイテムです。
手荷物には、容量制限があるので、容量の大きいものなどは、預け荷物のほうに入れておきましょう。
- ボディウォッシュタオル:
お風呂で身体を洗う時に使う、ナイロンやコットン製の長いタオルです。
海外(特に欧米)では、シャワーボールと呼ばれる丸いスポンジが主流なので、
普段から長いタオルを使っている人は、ダイソーなどで購入していくと良いです。
・ボディタオル→ディズニーボディタオル
・シャワーボール→シャワーボール - リゾート用アイテム:
水着、サンダル、サングラスなども、渡航地域によっては準備しておきましょう。
ホテルなどの滞在先にプールがある場合も、念の為水着やサンダルは持っていくと良いでしょう。
- フェイスタオル:
タオル類は、ホテルにあるので基本的には不要ですが、フェイスタオルが一枚あると、
運動用でも使えますし、帰国時に割れ物を包むのにも活用できます。
- スナック:
水と同じ発想ですが、到着便が遅い時や、隔離期間中の間食になります。
乗り継ぎが長い時や長時間フライトであれば、機内持ち込みのほうにも少し入れておくと良いかもしれません。
エコノミークラスの場合、スーツケース1つが23kg前後、
ビジネスクラス・ファーストクラスの場合は、1つが32kg前後が重量制限となっていますので、
ご利用の航空会社のHPなどで無料預け荷物の個数や重量を確認してください。
↓手荷物規定例↓
- ANA / 全日空:機内に持ち込める手荷物、預けられる荷物
- JAL / 日本航空:機内持ち込みお手荷物、お預けのお手荷物
- Air Canada / エアカナダ:機内持ち込み手荷物、受託手荷物
- Delta / デルタ航空:機内持ち込み手荷物、受託手荷物
- United / ユナイテッド航空:機内持ち込み手荷物、受託手荷物
- American / アメリカン航空:機内持ち込み手荷物、受託手荷物
- Lufthansa / ルフトハンザ:機内持ち込み手荷物、受託手荷物
- Emirates / エミレーツ航空:機内手荷物、受託手荷物
出発編
日本国内には、多くの地方空港がありますが、国際線搭乗の場合は、
最終的に出国する空港は、成田、羽田、関西が多いと思います。
他にも新千歳(北海道)、中部(愛知県)、福岡(福岡県)、那覇(沖縄県)なども
国際線フライトがありますが、成田、羽田、関西が圧倒的に便数が多いです。
各空港へのアクセス方法:
- 成田国際空港(NRT)
電車でのアクセス:成田エクスプレスや京成スカイライナーなどがあります。
空港第2ビル駅と成田空港駅の2つがあるので、降りる駅は事前に確認しましょう
バスでのアクセス:都心以外からも多くのバスが出ています。
荷物が多い場合は、電車の乗り換えが面倒なので、バス移動がおすすめです。
タクシーや車:少しお値段は高いですが、都内からは定額タクシーもあります。
- 東京国際空港 / 羽田空港(HND)
電車でのアクセス:品川や浜松町から乗り換えなしで約13分でアクセスできます。
成田空港より都内から近くアクセスも便利です。
成田空港と同様、降車駅が複数あるので、事前にどこで降りるか要確認です。
バスでのアクセス:こちらも色々な場所からバスが出ています。
遠方の方は、電車を乗り継いで行くよりもバス1本で行くほうが楽です。
- 関西国際空港(KIX)
電車でのアクセス:なんば(南海)や天王寺(JR)から乗り換えなしで行くことができます。
京都からも特急はるか(JR)の直通電車もあります。
バスでのアクセス:関西圏の兵庫県、奈良県、京都府などからもバスが出ています。
電車での直通経路は少ないので、直通バスに乗れるのであれば、
そちらのほうが楽でおすすめです。
高速船でのアクセス:神戸空港限定ですが、約30分で関空まで行くことができます。
場所によっては、電車やバスで大阪を経由するよりも早く着くことができます。
国際線利用の場合、余裕を持って出発時刻の2-3時間前に到着していれば大丈夫です。
ラウンジ利用が可能な方々は、3-4時間前など、少し早めに到着して、
ラウンジでゆっくり過ごすのもおすすめです。
JAYU LIFE的には、チェックイン後に食事できるくらいの余裕を持って到着することを推奨します。
チェックイン
出発空港に到着してまずすることと言えば、チェックインですよね。
今は、オンラインチェックインがあるので、事前に座席も指定して、
預け荷物の個数も申告して、チケットもQRコードかPDFで受け取って、ってなっていますが、
それでも、預け荷物がある場合は、必ずお世話になるチェックインカウンター。
聞かれることと言えば、
・本日はどちらまでですか?
・預け荷物の中に危険物などは入っていませんでしょうか?
・お荷物は何個ですか?
くらいで、あっさりしたものです。
ただ、乗継便がある場合、こちらから必ず確認したい事項が一つあります。
それは、
「バゲージスルーでしょうか?」
要は、「預け荷物は、最終目的地までで大丈夫ですよね?」という確認です。
乗り継ぎ便も同じ航空会社であれば、ほぼバゲージスルーですが、
たまに違う航空会社に乗り継ぐ場合、チケットの発券方法によっては、
スルーになっていない場合もあります。
(例:ANA→エアカナダ乗り換えで、チケット別切りなど)
例えばですが、東京→バンクーバー→トロント→ハリファクスの場合、
バンクーバー空港:受託手荷物を受け取る必要はありません
トロント空港:受託手荷物は受け取る必要がありません
この場合は、2回乗り継ぎがありますが、いずれの空港でも受け取る必要のない
「バゲージスルー」となっています。
但し、他の例で、メキシコシティ→トロント→モントリオールの場合、
トロント空港:受託手荷物を受け取る必要があります
トロント空港では、カンクンからの到着便などはスルーできるのですが、
メキシコシティは対象外なので、一度預け荷物を受け取って、国内線乗り継ぎの際に
再度カウンターに行って預けなければいけません。
これは、航空会社、航空券、乗り継ぎ空港にもよるので、乗継便がある方は、確認しておきましょう。
また、座席指定を変更したい人は、空き状況によっては、
出発当日のチェックインカウンターで座席変更できる場合がありますので、
もしオンラインチェックインの際に希望する座席を指定できなかった場合は、
ダメ元でチェックインの際に他に空きがあるか聞いてみましょう!
保安検査
チェックインカウンターでスーツケースを預けて、身軽になったあとは、
保安検査を受けて、いよいよ出国手続きです。
保安検査場で知っておくべきポイントは、かなりの高確率で(日本発国際線なら必ず)、
①「電子機器類」:パソコンやタブレット
②「液体物」:歯磨き粉、化粧水や香水など
この2つは、必ず鞄から出してトレーに入れるように言われます。
ですので、事前にパソコンと液体物(を入れた透明な袋)は、
バックパックやキャリーケースでも取り出しやすいところに入れておくと良いです。
海外の乗り継ぎ空港でも、乗り継ぎ時の保安検査があったりするので、
出し入れすること前提で機内手荷物に入れておくのがおすすめです。
保安検査が混んでいたり、キャリーが検査でひっかかって別の場所に呼ばれることもありますが、
焦らず落ち着いて対応しましょう。
そして、トレーの中に忘れ物がないよう、確認してからその場を離れる癖をつけておくと良いです。
旅行記:
フライトレビュー:
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